「中国の文化を知って上手に対応しよう!」妊娠・出産編

こんにちは。うさみみです🐰

この記事は3分で読めます。

先日、ネットサーフィンをしていたら、中国の妊娠・出産に関する下記の記事が出てきました。

中国の妊娠・出産の文化も日本とは大きく違うようです。

こんな人に読んで欲しい
  • 中国の文化(異文化)に興味がある
  • 文化の違いによって生じるトラブルについて理解したい
  • 文化の違いによって生じるトラブルを未然に防いだり、対応できるようになりたい
この記事を読んで得られる効果
  • 中国の文化(異文化)について理解できる
  • 文化の違いによって生じるトラブルが理解できる
  • 文化の違いによって生じるトラブルがを未然に防いだり、対応できるようになる

 

私は、外国の妊婦さんや出産後の方を担当したことがないのですが、妊娠・出産もその国の伝統が色濃く残っているんだなぁと思いました。

 

普段、妊婦さんや出産後の患者さんと関わる人がいない看護師の方も、もしかしたら、異動だったり、転職先でこういった方を担当することがあるかもしれません。

 

中国の文化を知っておくと、いざという時にびっくりせずに対応できるんじゃないかなぁ思って書いてみました☺

 

<事例> 中国の妊婦さんの妊娠・出産時のトラブル

中国から来日した女性が、妊娠中毎日卵を10個食べ、産時には胎児も巨大化していた。

中国では妊娠すると大事に扱われ、日本のように妊婦に家事をさせるのは虐待に等しいとされており、この方は家で動かず食べてばかりいたと考えられた。

普通分娩は危険だと主治医が判断し帝王切開を勧めたが、妊婦の母親が反対した。

通訳者によると、自分も巨大児を普通に出産したのに手術をするのは病院が儲けるためだろうと疑心暗鬼になっていた。

また、母親が妊婦に食べさせるために胎盤が欲しいと言い出したが、日本では胎盤は感染性廃棄物として取り扱われるため断ると、母親は不満げだった。

 

対応 ⇒ 中国の通訳者さんに繰り返し説得してもらうことで同意が得られた。

 

🐰日本では、検診の度に妊婦さんは体重管理されていますよね。

中国ではあまり言われないようですね。また、この妊婦さんが帝王切開を拒否したのは、

 

自分の常識と違うことを提案されたので、外国人だから差別を受けているのではないかと感じていたのではないか」とのこと。

 

本当かどうかわかりませんが、中国では、金も儲けのために、いらない薬をたくさん出すことがあるっていう話を聞いたことがあります・・。

 

繰り返しますが、本当かどうかわかりません💦

 

私も海外の病院で自分の常識とは違う提案をされたら、’自分の利益のために騙そうとしているな’、'同じ日本人じゃないから信用できない’、と思うと思います。

 

同じようにどうしても納得してもらえないなら、同じ国の通訳者さんを通すっていうのも大事なポイントなのだと思います。

 

中国の妊婦・出産文化とは

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中国特有の産後ケア「月子」(ユエズ)の伝統がある

「月子」は赤ちゃんが生まれた最初の1カ月を指す。

期間中に母親は休養をとり、赤ちゃんと一緒に室内で過ごす。

「月子」期間中に、毎日に卵と粟(あわ)のおかゆを食べなければならず、「月子」を守ることについてはとても大変なのだとか。
外出は禁止冷たいものを飲んだり触ったりすることが許されない、現在でも入浴や歯磨きを禁じる地域がある

「月子」について、中国本土では依然として大事にされる伝統がある。

現在、古いしきたりは緩和され、赤ちゃんの世話、および産後ケア、スタイル回復の運動指導や薬膳などを提供する「月子中心」(ケアセンター)が人気を博しているのだとか。

 

ち会い出産の文化はない

日本では一般的になりつつある立ち会い出産ですが、中国の場合、まだほとんど許されていない。

 

帝王切開の方が一般的

一人っ子政策が30年以上続いた中国では、出産は人生で1回しかないものだと考える人が多く、陣痛を避けるため、帝王切開が一般的であった。

日本の場合、第2子、第3子の出産を考え、第1子では「安全な環境のもとでの自然分娩」を推奨する病院が多く、最近は母体の負担軽減を案ずる「無痛分娩」を実施するところも増えている。

赤ちゃんは大きい方が福がある

日本では、病院が妊産婦の体重を管理することが珍しくありませんが、中国では、「赤ちゃんは大きいほうが福がある」という思う人が多く、妊娠期間中に、30キロ体重が増える人もいる

日本では、妊娠したと分からないスリムな妊婦さんもいますが、中国では芸能人ぐらいの珍しい存在になる。

医師の態度には違いもある

中国の妊婦さんからすると日本の病院は「親切だ」という意見が多い。

中国では、妊産婦に対する医師の数が限られているので、『気持ちのケア』までする余裕がないように感じている人も多いのだとか。

 

まとめ

「月子」なんてあるんですね。

 

今は、少しずつ、「立ち会い出産」や「無痛分娩」も徐々に導入されつつあるそうですよ。

 

なんだか、本当に根本的な考え方がちがいますよねなので、外国人の患者さんのことを知るために

 

STEP1:少しずつ文化について調べてみる

STEP2:外国人患者さんに話を聞いてみる

 

ことが事なのかなぁと日々思います。

 

ところで、中国って一人っ子政策がなくなりましたよね。

昔から子どもは男児が好まれていたので、今、男女比の偏りがすごいのだとか。

調べてみたら、男性の人口が女性を3千万人余り上回っているそうです。

 

結婚適齢期の20~40歳では男性が女性より1752万人多い水準で、人口比は108・9だそうです。(2021年時点)とってもいびつな人口比ですね・・。

 

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